私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。
映画「ミラクル・ニール!」
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映画「ミラクル・ニール!」のあらすじ
映画「ミラクル・ニール!」
銀河法の定めにより、エイリアンが滅亡を狙う地球の運命を預かることとなったイギリスの教師ニール。なんでも願いがかなうという能力を手に入れたニールだったが、愛犬のデニスを話せるようにしたり、死者をゾンビとして復活させるなど、せっかくの能力をロクなことにしか使わず……。
映画「ミラクル・ニール!」の感想
SFコメディ映画
私の大好きなサイモン・ペッグ主演のSFコメディ映画。
「地球滅亡を企むエイリアンが銀河法でどんな星も一度は存亡のチャンスを与えるべきと定められている為、超適当に地球人をひとり選んで全知全能の力を与えるけどその男はその力を愛犬とお喋りにしか使わなくて……」というお話。
「ドラえもん」みたいなお話
簡単にわかりやすく例えますと、「ドラえもん」みたいな話です。
ドラえもんが出した、まさに全知全能レベルの便利な道具をのび太が使うんですけど、調子に乗ってやりすぎて失敗して痛い目にあって反省して、最後は丸く収まるんですけどそこには友情とか愛情とか正直さだとか無欲だとかいったいろんなメッセージが隠されていて。
ですからこの「ミラクル・ニール!」は日本人には入って来やすい話だと思いますよ。
ところでこの「ミラクル・ニール!」は、モンティ・パイソンのメンバーが揃って出演することとか、ロビン・ウィリアムズの遺作となったことで話題となったようですが、私はモンティ・パイソンのことはよく知りませんし、ロビン・ウィリアムズの遺作だったことも知らないで観ました。
こういった背景ももちろん大事なことなのですが、なんの予備知識もなく観て面白いと感じるかどうかも大事ですよ。特に興行収入にとっては非常に大事だと思いますけどね。わかりませんけど。
映画にはオタク文化的な側面がありますので、どうしてもマニアックな方向に行ってしまうのは仕方ありませんけどね。
サイモン・ペッグのファンは必見
「アンダーワールド」のセリーンよりも、「トータル・リコール」のローリーよりも、「ミラクル・ニール!」のキャサリンがいちばん素敵です。
まとめ&予告編
映画「ミラクル・ニール!」は、内容的にもシュールで少しブラックなギャグもあり、尺も短いのでサイモン・ペッグのファン以外の方にもオススメしたい映画です。
作品情報
原題 Absolutely Anything
製作年 2015年
製作国 イギリス
監督テリー・ジョーンズ
配給 シンカ
上映時間 85分
キャスト
サイモン・ペッグ
ケイト・ベッキンセール
サンジーブ・バスカー
ロブ・リグル
モンティ・パイソン(声)
ロビン・ウィリアムズ(声)