新スタートレック シーズン2 第2話
「闇の住人」/WHERE SILENCE HAS LEASE

引用元:Netflix

「闇の住人」/WHERE SILENCE HAS LEASEのあらすじ

エンタープライズ号は宇宙連邦内でもあまり調査の進んでいないモルガナ宙域に向かっていた。正確な宙域図を作るためである。すると途中に突然、宇宙にぽっかり開いた「闇の穴」が現れた。センサーには何の反応もなく、そこは全くの「無」であるはずだ。好奇心にかられたピカードが艦を穴に近づけると、穴は艦をのみ込んでしまう。

「闇の住人」/WHERE SILENCE HAS LEASEの感想 ※ネタバレあり

詳細な航海図を作製する目的で、まだ無人探査機しか入ったことのないモルガナ宙域に向かっているエンタープライズ。

途中で、闇の区域に出くわします。それは見えているのに、物質もエネルギーもない虚空です。

好奇心あふれるエンタープライズとピカード艦長は、この「無」に近づいて調査することにしましたが、そこから出られなくなってしまいます。

そこでエンタープライズは、ロミュランの戦艦、ウォーバードと遭遇。先制攻撃を受けたためこれを光子魚雷で撃破しますが、残骸を探知できません。
そしてUSSエンタープライズの姉妹艦、USSヤマトに遭遇します。なんでヤマトなんでしょう笑
調査のためにライカー副長とウォーフがヤマトに乗り込みます。
ところがこれは罠で、2人は似て非なる艦内で不思議な体験をします。

そして消えかかるヤマトから間一髪でエンタープライズに戻ってきました。

ネズミのように実験されていると感じたエンタープライズは、事象を無視していると・・・
ついに現れました。なんですかこれは??

センサーにも何も感知しないこのお方はナギラムっていうらしいです。
Qのように全知全能で、次元を超えた生命体です。
そしていきなりクルーのひとりが殺され、さらに実験のためクルーの半分を殺すという。

ピカード艦長は決断します。みすみす殺されるくらいなら、エンタープライズを爆破する、と。
そして自爆装置を20分後にセットしました。
死を待っているピカード艦長のもとにトロイとデータがやって来て、自爆を止めさせようと説得しますが、ピカード艦長は彼らの変化に気が付きます。それはナギラムが作り出した幻でした。

説得に失敗したナギラムは、虚空の闇を取り払います。
ナギラムの真意を諮るためでしょうか、ピカード艦長は自爆シークエンスを継続したまま発進します。そして爆破数秒前に自爆を解除、エンタープライズは無事に脱出に成功しました。

ピカード艦長は、艦長待機室(CAPTAIN'S READY-ROOM)のモニターに現れたナギラムと意見を交わします。
ナギラムは、こちらを殺そうと思えばいつでも殺せたわけです。なぜ殺さなかったのでしょうか。

まとめ&予告編

まさに次元の違う圧倒的なパワー差の生命体と対峙した時に、エンタープライズ、特にピカード艦長の高度に洗練されたヒューマニティによって一触即発即死の状況を回避するという、スタートレックによく出てくるプロットです。

毎度そうですが、管理職にとって大変重要な資質について考えさせられ、参考になるエピソードでした。

作品情報

原題 Star Trek: The Next Generation Season:2
製作年 1988年〜1989年
製作国 アメリカ
原案 ジーン・ロッデンベリー
各話の長さ 45分

キャスト

パトリック・スチュワート
ジョナサン・フレイクス
レヴァー・バートン
マイケル・ドーン
マリーナ・サーティス
ブレント・スパイナー
ウィル・ウィトン

 

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