私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。
映画「スキップ・トレース」
映画「スキップ・トレース」のあらすじ
香港のベテラン刑事ベニー・チャンは、相棒ユンを殺した疑いのある香港の犯罪王ヴィクター・ウォンを9年間も追い続け、ユンの娘であるサマンサを育ててきた。しかし、捜査中の過度の追跡により近隣住宅に甚大な被害を与えてしまい、停職処分となり、サマンサもヴィクターの犯罪に巻き込まれてしまう。ベニーはサマンサを救出するため、事件の鍵を握るアメリカ人詐欺師コナー・ワッツを追ってロシアへと向かうが、なぜかベニーとコナーが追われる身となってしまい……。
映画「スキップ・トレース」の感想
Netflixで人気の作品にリストアップされていましたので観ました。
ジャッキー・チェン主演で2017年公開の映画です。
トム・クルーズとのチキンレースを繰り広げているジャッキー・チェンですが、本作を観る限りトムさんとの差がかなり開いているように感じます。
ミッション・インポッシブルとのクオリティの差があまりに大きいと思われ・・・。
アクションはもうそろ見ていて痛々しくなるレベルですし、映画のプロットやストーリーも少々無理筋でVFXもショボく、ユーモアも寒く感じます。これではツラい・・・。
レニー・ハーリン監督といえばダイ・ハード2の監督ですので、ジャッキー・チェンとのコンビとなればどんな映画になるのか期待するところですが、どうやらダイ・ハード2のようにはいかなかったようですね。
エンドロール中のNG集はジャッキー映画の定番ですが、私個人的にはこの手法に否定的です。
エンドロールは、映画の内容を振り返ってみたり、良い映画だと感動に包まれて深い余韻に浸ったりする大切な時間なのですが、そこにNG集をぶっこまれたらいきなり現実に引き戻されて台無しです。
まとめ&予告編
ジャッキー・チェンは好きですし、ジャッキー映画も好きなんですよ。
私の10代はジャッキー映画を抜きに語ることはできません。
それだけに、晩年をどのようにまとめるかがとても気がかりですので、そういう心配を全くしないで観られるジャッキーファンにおすすめしたい映画です。
作品情報
原題 Skiptrace
製作年 2016年
製作国 アメリカ・中国・香港合作
監督 レニー・ハーリン
配給 KADOKAWA
上映時間 107分
キャスト
ジャッキー・チェン
ジョニー・ノックスビル
ファン・ビンビン
エリック・ツァン
シー・シー
ウィンストン・チャオ
ヨン・ジョンフン
イブ・トーレス