原題: Oblivion
監督: ジョセフ・コジンスキー
製作年度: 2013年
製作国・地域: アメリカ

上映時間: 124分

スカヴと呼ばれるエイリアンの攻撃により地球が壊滅し、生き残った人類は遠い惑星へと移住を余儀なくされる。最後まで地球に残り監視任務に就いていたジャック・ハーパーは、ある日、墜落した謎の宇宙船の中で眠っている美女を発見。彼女を保護したジャックだったが、そこへ現れたビーチと名乗る男に捕らわれてしまう。ビーチはジャックに驚くべき真実を告げ、そのことからジャックと地球の運命が大きく動き始める。(映画.comより抜粋)

 

前半は、ストーリー上それほど重要ではないがおそらくかなりの金をかけたであろうと思われる美しいシーンが「つかみ」としては少々長すぎるくらいに続きます。映像の作りこみは素晴らしいですね。IMAXで観るとほんとに美しいです。

 

シナリオは、どこかで観たようなエピソードをいろいろと繋げて出来上がったという印象はぬぐえません。
結局伝えたいテーマはなんだったんでしょう。あのラストシーンは決して喜ばしいものとは思えないんですよね。
N0.49とNo.52の関係がイマイチはっきりしないというか、そういえばオリジナルはどこに行ったんだ?殺されたのか?とか、一度観ただけで私が理解できていないだけなのかもしれませんが。。

 

まあ「クローンは人間なのか」とか、「記憶はどうなるのか」とか、「人間同様の幸せを享受できるのか」といったこれから起こりうるだろう問題を先んじて提起したということなのであれば、今私が感じているモヤモヤも監督の意図した結果なのかもしれませんけどね。

 

スポンサーリンク
おすすめの記事