原題: EDGE OF TOMORROW
監督: ダグ・ライマン
製作年度: 2014年
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 113分
正直言って期待値は低かったんです。
だって最近のトム・クルーズは「アウトロー」と「オブリビオン」、どちらも一定の期待をもって劇場で観た結果アレだったわけで。
でもこれは面白かったです。
前にも書きましたけど、観た映画に対する満足度の閾値は期待と比例しますからね。
見返りを求めると必要以上にがっかりする、まさに恋愛といっしょですよ。
さていつも通りカンタンに言いますと、この映画は、タイムループの世界に囚われて何度も同じイベントを繰り返しながら勝利を求めていく話。
イベントクリアだけではなく、パートナーの命も救うシナリオを必死になって探すところが泣かせます。
例えて言うならRPGなどをプレイしていてとっさにリセットボタンを押した経験が誰でも一度はあるでしょ?観ていてそんな事を思い出しました。
日本の小説が原作らしいですが、作者もきっと同じ経験があるとみた。
含意あるラストシーンもいい。
十分に映画館で観る価値のある映画でした。