私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。

映画「ファイナル・マスター」

ファイナル・マスター(字幕版)

映画「ファイナル・マスター」のあらすじ

全国各地の拳法が集まり繁栄を見せていた20世紀初頭の天津。十九家の流派がチョン長老の統治のもと、天津に道場を開き、昔ながらの掟を守り奥義を伝えていた。そこに突然現れたのが、詠春拳の奥義を究めたたった一人の生き残り、チン・シー。彼は死んだ師匠の志を継ぎ、詠春拳の名を再び世に広めようと、天津に道場を開くためにやってきたのだ。そんな彼にチョン長老は、十九ある道場のうち八つを破れば詠春拳の道場を開くことを認めようと言う。ただし、師匠自ら戦うのではなく、天津で見つけた弟子に戦わせろ、と。その条件を呑んだチンは、街で荷押し人夫をしている青年ゲンの類まれなる身体能力に目をつけ、彼を弟子にとるや、徹底的に詠春拳の奥義を叩き込む。そして一年後、師匠の予想通り天才的武術家に成長したゲンは、次々と各派の道場を破ってゆく。そして道場破りが八家目に迫ったとき、自らの支配力を脅かされた武術界は、当時台頭しだした軍部と結託し、詠春拳を葬り去ろうと画策する・・・・・・。

映画「ファイナル・マスター」の感想

Amazonプライム・ビデオの新着に上がっていましたので観ました。
2015年製作の中国映画です。

話がようわからんです。

あらすじを読んでから観ましたので、なんとなく全体の流れはわかるのですが、途中の展開が「なんでそーなるのかな?」みたいなところがところどころにあって、時間軸が前後してるかのような錯覚に陥ってキツネにつままれたような気持ちになります。

夫婦の関係性もよくわからんです。
役者に感情移入できないと、映画を観終わって「面白かったー」とはなかなかならんです。

もちょっと映画の中でいろいろ説明して欲しかったですね。
とりあえずこんな感じの映画です。

南の詠春拳か、北の狭刀揉手か?
「グランド・マスター」の武術&脚本家が描く、中国武術の頂上決戦!

★ブルース・リーで一躍世界的に有名になった詠春拳。映画「イップ・マン」「グランド・マスター」などで描かれたこの中国拳法の技と美学を、とことんまで追及したのが本作だ!
★ウォン・カーウァイ監督「グランド・マスター」の武術顧問&脚本家だからこそ描けた、詠春拳のビハインド・ザ・ストーリー。自ら武術家であり、またヒット作を連発する著名な武侠小説家でもあるシュ・ハオフォン監督の、「ソード・アイデンティティー」「ソード・アーチャー」に続く、目にもとまらぬメガスピード・アクションの集大成!
★ワイヤーや編集でのごまかしなど一切なし! 全身を使った本物の格闘だからこその気迫と迫力! そしてカンフーのみならず、次々と登場するありとあらゆる刀や槍など武器の数々は、目の肥えたアクションファンをも唸らせること必至。
★ベルリン映画祭で主演男優賞を受賞したリャオ・ファン(「薄氷の殺人」)が、詠春拳の孤高のファイナル・マスターを演じる。その弟子を演じるのは「ソード・アイデンティティー」「ソード・アーチャー」に主演したソン・ヤン。超高速の身体能力をよりブラッシュアップさせて本作に挑む!

※2015年金馬奨受賞/2016年大阪アジアン国際映画祭・特別招待作品

ワイヤーなしのリアルアクション

アクションはカッコ良かったと思いますよ。上の説明にもある通り、よくあるワイヤースタントは一切使っていないらしいですし、身のこなしや剣術も美しいです。見どころはそんなとこでしょうかね。

まとめ&予告編

意外だったのは、映画ドットコムにこの映画に関するコンテンツがないんですよね。
不思議に思ってシネマトゥデイも見てみましたが、やはりありませんでした。どういうことなんでしょう。

正直言って私には難しすぎてどう言ったら良いのかわかりませんが、小細工なしのリアルアクションがお好きな人にはおすすめできるのかもしれません。

作品情報

原題 THE MASTER/師父
製作年度 2015年
製作国 中国
監督 シュー・ハオフォン
上映時間 109分

キャスト

リャオ・ファン
ソン・ジア
ソン・ヤン
ジァン・ウェンリー
チン・シーチェ
マディーナ・メメット

 

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