原題: Terminator Genisys
監督: アラン・テイラー
製作年度: 2015年
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 126分
最初の「ターミネーター」は1984年の映画です。キャストを変えながらいくつかの続編が作られているにもかかわらず、どんな経緯があったかわかりませんが、ここに来てあくまでアーノルド・シュワルツェネッガーありきで、年老いても主役が演じられるように強引にリブートさせてしまった点は、ある意味評価に値します。
時間軸をいじってその後のシナリオを何でもアリにしてしまう手法は、そう、「STAR TREK」と同じですね。
想像ですが、かなり参考にしたんじゃないでしょうか。わかりませんけどね。
でもシナリオはよく考えられていて面白い映画でした。
本作のサラ・コナー役はエミリア・クラークですが、いくら本作がパラレル・ワールドとは言え、オリジナルのサラ・コナーからイメージが変わりすぎていて、ここのキャスティングはミスったんじゃないでしょうか。
液体金属のイ・ビョンホンはナイスキャスティングでしたね。
液体金属のイ・ビョンホンはナイスキャスティングでしたね。
年老いたターミネーターは、アンドロイド感がだいぶなくなっていて笑えます。シュワちゃんもう歳なんですよ(笑)
冒頭の、若いターミネーターとの対決には驚きました。こんな映像処理ができるんですね。今後は現実じゃありえない共演が見られる時代が来るんでしょう。
ハリウッド俳優の仕事がCGに奪われる時代がもう来てるんですね。