原題: The Hunt For Red October
監督: ジョン・マクティアナン
製作年度: 1990年
製作国・地域: アメリカ

上映時間: 135分

 

2月15日の「エージェント・ライアン」公開に先立ち、恒例のシリーズおさらいをしてみましょう。

 

このシリーズは、昨年に亡くなったトム・クランシー原作小説の、CIA情報分析官のジャック・ライアンが活躍する人気シリーズで、過去に「レッド・オクトーバーを追え!」(1990)、「パトリオット・ゲーム」(92)、「今そこにある危機」(94)、「トータル・フィアーズ」(2002)の4作があります。

 

この「レッド・オクトーバーを追え!」は、ソ連で最新鋭の潜水艦を与えられた艦長(ショーン・コネリー)が、その最新鋭艦と引き換えにアメリカへの亡命を画策する話。
もちろんそんな単純で簡単な話ではありません。時代は冷戦下の米ソ。艦長の亡命意思などアメリカ側は知りませんので、米ソの軍事力が続々と大西洋に集結して、一触即発の緊張感の中、CIAアナリストのジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)が、艦長の操艦から真意を読み取り、接触を試みる・・・。

 

色気の全くない、侠気あふれる映画です。135分と長い映画ですが、あっという間という感じです。
潜水艦同士の戦いがうまく実写化されています。いま見てもぜんぜんイケてると思います。

 

予告編は日本語字幕なし版だけど、何言ってるかわからなくてもこの映画の面白さは伝わると思う。

 

ところで「沈黙の艦隊」はこの物語によく似ていますよね。
コミックの「沈黙の艦隊」は、この映画よりも前ですが、時系列的には原作の小説の方が先です。
え、いいのこれ?っていうような酷似点もあってビックリ。
「沈黙の艦隊」の内容を知ってる人にはそういう楽しみ?もある映画です。

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