私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。

映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(字幕版)

映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」のあらすじ

映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」
28世紀の宇宙を舞台に、銀河の平和を守るエージェントの男女が巨大な陰謀に立ち向かう姿を、壮大なスケールかつイマジネーション豊かに描き出す。西暦2740年。銀河をパトロールする連邦捜査官のバレリアンとローレリーヌは、あらゆる種族が共存する「千の惑星の都市」として銀河にその名を知られるアルファ宇宙ステーションを訪れる。しかしその深部には宇宙を揺るがす邪悪な陰謀や、歴史から抹殺されようとしていたある秘密が隠されていた。

映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」の感想

映画の世界観は素晴らしい。でも・・・

冒頭にある、この映画の世界観についての描写に対する評判は上々のようですけど、この世界観は50年以上も前に「スタートレック」ですでに映像化されています。
この映画の冒頭に共感して幸せな気持ちになった方は、ぜひ「スタートレック」を観てみてください。できればファーストシリーズからお願いします笑
「ヴァレリアン」の原作はなんと1967年!とのことですが、「スタートレック」はさらに古く、最初の作品は1966年らしいです。
【参考】スタートレック - Wikipedia

映像が綺麗なのは現代では当たり前

CGとかVFXの映像美というのはもはや映画の評価基準には入りません。今となっては当たり前だからです。
映像そのものの美しさではなく、各シーンの構図やカラーバランスといった、ある意味で美術的なセンスの方がたいへん重要で、「ミッション:インポッシブル フォールアウト」のような、どのシーンを切り取っても絵になるカット満載の映画が、映像美として評価されるべきだと思いますね、ええ、あれは本当に素晴らしかったです。
こういう時代だからこそ、観客はリアルを求めているんだと思います。

カーラ・デルビーニュの魅力!

主役の2人はなかなかに魅力的で、特に彼女、カーラ・デルビーニュの役柄はいいですね。映画の中で彼女の魅力が上手に引き出されている感じです。ハマり役だったのかもしれませんけどね。

あまり深く考えないで観る映画。SF好きにはオススメ

正直言いまして、リュック・ベッソン監督が何を狙ったのか素人の私にはよくわかりませんでしたが、まぁあまり深く考えないで観た方が良いということだと思います。

SF映画に興味のない方は最後まで観るのが困難だと思いますので、私のようにSF映画が大好きな人にだけオススメしたい映画です。

 

作品情報

原題 Valerian and the City of a Thousand Planets
製作年 2017年
製作国 フランス
監督リュック・ベッソン
配給 キノフィルムズ
上映時間 137分

キャスト

デイン・デハーン
カーラ・デルビーニュ
クライブ・オーウェン
リアーナ
イーサン・ホーク
ハービー・ハンコック

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