私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。

映画「インターステラー」

インターステラー(字幕版)

映画「インターステラー」のあらすじ

近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

映画の感想 ※ちょっとネタバレあり

Amazonプライム・ビデオの「最近追加された映画」にリストアップされていましたのでまた観ました。
2014年劇場公開のSF映画です。

相対性理論に基づく映像

理論物理学者のキップ・ソーンが科学コンサルタント兼製作総指揮を務めていて、この映画で描かれているワームホールやプラックホールは、一般相対性理論から計算される映像だということでも話題になりました。趣味で相対性理論や量子力学に興味がある私にはたまらない映画です。

このガルガンチュアは、とにかく息を呑むほど美しいです。IMAXならどれほど美しい映像だったのでしょうか。

 

私は残念ながらこの映画は劇場で観ることはできませんでした。それだけはほんとに残念に思っています。
もう一度上映してくれないかなあ。。

もし相対性理論に少しでも興味があれば、この本を読んでから映画を観たほうが理解度が上がると思います。
この映画で描かれているガルガンチュアのCGについても解説されています

人類を救うのは次元を超えた愛

マシュー・マコノヒーは、映画「コンタクト」に出演した頃とずいぶんイメージが変わりましたね。
もう張太炎とは言わせません。

(参考)映画「コンタクト」を観た!

この映画「インターステラー」は、先述の科学的側面や、SF映画によくあるプロットによる無機質で深遠な部分を、主演のマシュー・マコノヒーが人間味あふれる演技力でヒューマンテイストな映画にしています。

彼の設定を人類を救う強いヒーローではなく、単に最愛の娘のために困難に耐えて任務を遂行する父親としたことが良かったんでしょうね。

結果的に地球人類を救うのは、次元を超えた愛です。

アメリア(アン・ハサウェイ)が推した恋人エドマンズの星は、クーパー(マシュー・マコノヒー)に感情的だと却下されて行けませんでしたが、結果的には人類が生存可能な星だったわけですからね。

まとめ&予告編

非科学的だという批判レビューもありますが、この映画はそれでいいんですよ。

細かい批判は抜きにして、観たままを素直に受け入れたほうが深い感動が得られますので、SF映画に過度なリアリティを求めない人におすすめしたい映画です。

 

 

 

作品情報

原題 Interstellar
製作年 2014年
製作国 アメリカ
監督 クリストファー・ノーラン
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 169分

キャスト

マシュー・マコノヒー
アン・ハサウェイ
ジェシカ・チャステイン
ビル・アーウィン
エレン・バースティン
マイケル・ケイン
ジョン・リスゴー
マッケンジー・フォイ
マット・デイモン

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