私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。

映画「ミッション:インポッシブル／ローグ・ネイション」

映画「ミッション:インポッシブル／ローグ・ネイション」のあらすじ

IMFのエージェント、イーサン･ハントは謎の多国籍スパイ組織〈シンジケート〉を秘密裏に追跡していたが、催涙ガスによって敵の手に落ちてしまう。目覚めると後ろ手に拘束されており、目の前には謎の女と、3年前に死亡したはずのエージェントがいた。まさに拷問が始まろうとしたその時、女は驚くべき格闘術でイーサンを脱出させる。ブラントからIMF解体を知らされたイーサンは〈シンジケート〉の殲滅を誓うのだが、彼は国際手配の身となっていた…。組織の後ろ盾を失ったイーサンと仲間たちが挑む、究極の諜報バトルの結末はーー？

iTunesより

映画「ミッション:インポッシブル／ローグ・ネイション」の感想

J・J・エイブラムス監督の前作「ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル」はIMAX3Dで観て、個人的には相当に満足のゆく映画だっただけに、またしても高い期待値とのギャップが・・・。

まず予告編のあの飛行機のシーン、この映画に興味がなくても一度くらいは観て知っている人が多いと思いますが、あれシナリオ上は特に必要のないくだりなんですよね。そのことは早々に気づくので、一気に興ざめしてしまいました。

予告編のミスリード（言い過ぎ？）ってのは結構よくあることなんですが、なんか騙されたような気がしてしまうんですよね。

そういえば、面白かった前作の感想エントリーでも唯一、予告編には苦言を呈しました。前作のそれは、気前よく見せすぎだったんですが、予告編にまで満足度を求めるのは私くらいでしょうか。大事なことだと思うんですけどね。

公開後のTVCMも、安っぽいナレーションがまるでB級映画のそれのようです。シナリオもイマイチ・・・。展開が早いというか、意味がわかりづらいプロットで、ちょっと詰め込み過ぎな感じ。もっとエモーショナルなシーンを増やしてペースを落としたほうが良かったような気がします。

M:Iファンの私はどうせ今後何度も繰り返し観ると思いますので、そうすればもっと理解できるのかもしれません。過去の4作はすべてスパイ映画でしたが、今作はアトラクションムービーになってしまった感じです。

まとめ＆予告編

大好きなシリーズだけに、つい辛口になってしまいますが、これも高い期待値の裏返しなのです。
どうせこの映画も購入しますし、今後何度も観ると思います。
次回作に期待です。

ミッションインポッシブルシリーズならびにトム・クルーズのファンは当然ですが、そうでなくてもYahoo!映画や映画.comのレビューで★５つ付けるような人は間違いなくアトラクションムービー好きな人たちだと思うので、そういう人たちにもおすすめの映画です。