私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。
映画「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」
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映画「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」のあらすじ
映画「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」
1984年。プログラマーの青年が、壮大なファンタジー小説を元にしたビデオ・ゲームの開発を進めるにつれて、自らの現実を疑い出すようになる。やがて人生が破綻しかねないような問題に直面し...。
映画「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」の感想
「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」は、Netflixによる世界初のインタラクティブ映画。
映画の中に選択肢(基本二択)が出てきて、視聴者がその後のシナリオを選ぶという映画。
とっても疲れました。。
結論から言いますと、私には苦手です。疲れました。
まずシナリオそのものに魅力がなかったですね。選択肢もその後の展開に影響するものと、まったくどーでもいい選択もあったり。
でもやっぱり観始めてしまったからには、全ての選択肢と結末が気になってしまいますし、それら全て観るのに昼から夕方まで費やして、それに見合った満足感は得られなかったということです。
映画にインタラクティブ要素はいらない
この「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」を観た限りでは、映画にインタラクティブ要素はいらないというのが率直な感想です。
ただし、これからのことはわかりません。なんらかのブレイクスルーが起こり、画期的なテクノロジーによって今は想像もつかないようなインタラクティブ映画が作られて、それが当たり前の未来が来るのかもしれません。
映画史、いや人類史に残る映画
もしそうであるならば、この「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」は、世界初のインタラクティブ映画として多くのバッシングを受けるのは当然の役割であり、映画史、いや人類史に残る映画となるのは間違いないでしょう。
でもネット上では意外と高評価なレビューが目につきますね。私はTVシリーズのほうは観たことがないのですが、そちらの影響でしょうか。
インタラクティブなのは別にしても、映画としてシナリオ的にどこが面白かったのか私には全く理解できません。
でも俳優陣の演技は素晴らしかったと思います。特に主演のフィオン・ホワイトヘッドとウィル・ポールターは良かったです。つまらないシナリオながら、グッと引き込まれる魅力を十分に放っています。
まとめ&予告編
まあ文句を言おうが言うまいが、とりあえず観ておいた方がいいと思います。
「ブラック・ミラー: バンダースナッチ」は、映画の内容も作りも、デートには不向きだと思いますので、ひとりの時間が半日程度取れるときにおすすめしたい映画です。
作品情報
原題 Black Mirror: Bandersnatch
製作年 2018年
製作国 イギリス
監督 デヴィッド・スレイド
Netflixインタラクティブ映画
上映時間 90分
キャスト
フィオン・ホワイトヘッド
ウィル・ポールター
クレイグ・パーキンソン
アリス・ロウ
アシム・チョードリー