私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。
映画「イコライザー」
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映画「イコライザー」のあらすじ
元CIAエージェントのマッコールは、いまはホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間として生活していた。しかし、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリーと出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつてのマッコールは、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決できない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった。マッコールはテリーとの出会いから、再びイコライザーとしての仕事を遂行していく。
映画「イコライザー」の感想
法では裁けない極悪に対してイリーガルなヒーローが制裁を下す
映画「イコライザー2」をレビューする前に、恒例の前作おさらいをしてみましょう。
この映画は、法では裁けない極悪に対してイリーガルなヒーローが制裁を下すという、いつの時代も一定のニーズがある間違いのないストーリーです。
日本にも古今東西老若男女たくさんある物語のパターンです。水戸黄門、必殺仕事人、アンパンマン・・・いくらでも出てきます笑
こういった映画の素人目線の評価は、悪が裁かれた後の溜飲の下がり具合によって決まります。したがって、裁かれる悪のほうがどれだけ極悪なのかが大変重要となります。
つまり、序中盤で観る者をイライラさせて、我慢して我慢して最後にどれだけスカーっとさせることができるか?ってことですね。
デンゼル・ワシントンは相変わらず素晴らしい
いや、いいんじゃないですかこの映画は。悪人はわかりやすいですし、何より被害者のほうが若い女性というのは、観客の感情移入を助長しますので、相対的に悪の側がより強調される効果があります。
それに加えてヒーローの側がよりカッコ良く悪をやっつけることで、さらなる相乗効果が期待できます。
やはりデンゼル・ワシントンの存在はでかいですね。素晴らしい演技だと思います。敵をカッコ良く倒す演出も申し分ないかと。
とはいえ、上述の通りストーリー展開は使い古された在り来たりなパターンですので、そこにはなんの目新しさはありません。
2012年の映画「フライト」以降は、なんかあんまりシナリオに恵まれてないのか、選ぶ仕事を間違えてるのか、本当はもっと評価されていい俳優なんじゃないかと思うんですけどね。
デンゼル・ワシントンが主役じゃなかったらどうなっていたか考えるとゾッとしますので、デンゼル・ワシントンのファンの方には自信を持っておすすめしたい映画です。
最近こんなのばっかなような・・・笑
作品情報
原題 The Equalizer
製作年 2014年
製作国 アメリカ
監督アントワン・フークア
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間 132分
キャスト
デンゼル・ワシントン
マートン・ソーカス
クロエ・グレース・モレッツ
デビッド・ハーバー
ビル・プルマン
メリッサ・レオ