私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。

映画「エージェント:ライアン」

エージェント : ライアン(字幕版)

映画「エージェント:ライアン」のあらすじ

CIAエージェント(ケヴィン・コスナー)によってリクルートされたジャック・ライアン(クリス・パイン)は、ロシアの大物実業家(ケネス・ブラナー)の画策を暴こうと、何も知らない恋人(キーラ・ナイトレイ)をも巻き込み、陰謀とスパイ活動の渦の中に身を投じることになる。テロリストによるアメリカ崩壊のシナリオを阻止すべく、ジャックは兵士から分析官へ、そして一人前のエージェントへと変貌を遂げるのであった。

映画「エージェント:ライアン」の感想

ジャック・ライアンシリーズの4作目「トータル・フィアーズ」が、iTunesにもTSUTAYA TVにもラインナップされていないのは全く想定外でした。

というわけで前作おさらいは完結しないままこの映画を観ることになったわけなのですが、そもそもこの「エージェント・ライアン」は、これまでと違ってトム・クランシーの小説をもとにしていないリブート作品ですので、別に前作をおさらいする必要はないともいえますね。
それならなんで「ジャック・ライアン」じゃなきゃダメなの?って。
まぁ大人の事情があるんでしょう。

前置きはさておき、この「エージェント・ライアン」は、ロシア人が仕掛けようとしている経済+爆弾テロを食い止めるべく、CIAのアナリスト(情報分析官)ジャック・ライアン(クリス・パイン)が、結果的にエージェント(諜報員)となって戦う話。

予告編はよく出来ていてすっごく面白そうなんですが、内容は若干ミスリード。
まぁよくある事ですけども。。

映画の内容については合点がいかない点がいくつかあります。例えば冒頭、ジャック・ライアンとキャシー(キーラ・ナイトレイ)の馴れ初めとなる背景描写があるのですが、このイベント必要だったのかなと。
ていうかそもそもキャシーの存在そのものがシナリオに必要だったのかどうか。。
ただの眼科医ですよ。ただの眼科医なのにCIAと一緒にアレはないだろっていう。。
そっち(恋愛要素)の方向じゃなく、もっとこう陰謀の奥深さとか、有事の脅威レベルを上げるとかいう方向に持っていってほしかったような気がします。
謎的なものもあまりなく、核心に迫る描写も少し迫力に欠けます。
VFXのない映画は、まずシナリオで魅せないといけませんよね。

まとめ&予告編

クリス・パインにとってはこれやんなくていい仕事を受けちゃった感あるんじゃないですか。「ボーン・レガシー」のジェレミー・レナーのような。

大変好きな俳優なだけにちょっともったいなかったですね。

作品情報

原題 Jack Ryan: Shadow Recruit
製作年 2013年
製作国 アメリカ
監督 ケネス・ブラナー
配給 パラマウント
上映時間 106分

キャスト

クリス・パイン
キーラ・ナイトレイ
ケビン・コスナー
ケネス・ブラナー

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