私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。
映画「アウトロー」
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映画「アウトロー」のあらすじ
6発の銃弾が発射され、5人が殺害された事件で元米軍スナイパーが逮捕された。証拠が揃えられ自白を強要された彼は黙秘を続け「ジャック·リーチャーを呼べ」と紙に書いて要求する。警察がリーチャーの身元を掴めないなか、突然リーチャーが姿を現す。事件解決に携わってすぐに矛盾点に気が付き始める。
映画「アウトロー」の感想
法では裁けない悪に対してイリーガルなヒーローが制裁を下すというありがちなプロット
このテの映画は、最後に正義が勝ったことによる溜飲の下がり具合が映画として面白いと感じたかどうかのバロメーターになると思うのですが、それには悪の側にもっとこう巨大で残酷で得体の知れない巨悪感みたいなものが必要で、そういう意味では少し物足りない感じ。
こんなにエロすぎる雰囲気のロザムンド・パイクが出ていながら恋愛要素も皆無で、キスシーンひとつありません。まあいらないか笑
陰謀そのものもちょっとちゃっちいし。もっともっと精巧に仕組まれた罠みたいなものが欲しかったです。
ストーリーは悪くないだけにもったいなかったですね。
最近の面白い映画はシナリオがよく練られていますから、特にこういうありがちなプロットだとシナリオが大事です。
まとめ&予告編
シリーズ化するにはキャスティングとシナリオに改善の余地ありって感じかなと思います。
でも展開は悪くないし、過度な期待をしないで観ればそれなりに楽しめる映画なんですが、この邦題はサイテーですね。
「ジャック・リーチャー」で何か問題でもあったんでしょうかね?
作品情報
原題 Jack Reacher
製作年 2012年
製作国 アメリカ
監督 クリストファー・マッカリー
配給 パラマウント
上映時間 130分
キャスト
トム・クルーズ
ロザムンド・パイク
リチャード・ジェンキンス
ベルナー・ヘルツォーク
デビッド・オイェロウォ
ロバート・デュバル
ジョセフ・シコラ
ジェイ・コートニー
マイケル・レイモンド=ジェームズ
アレクシア・ファスト