原題: Emperor
監督: ピーター・ウェーバー
製作年度: 2013年
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 105分
本来、日本にとってはとても重くて重要な歴史的事実のはずなのだが・・・残念ながら映画化そのものは失敗だったかもしれません。
作り手が伝えたいことはわかった(と思いますが、、)。ですが「映画」としての面白さを期待して観るとちょっと・・・という感じ。でもこれはそういう映画ではないと思われるのでこれでいいのかなと。
フィクションを交えていますけど、必要だったのかどうか。。かえって史実に忠実に作った方が良かったような気がしないでもないです。
でも、天皇の戦争責任がなぜ問われなかったのかというテーマは、日本にとってはタブーかもしれませんが日本人なら知っておくべき事実ですので、観ておくべき映画だと思います。
観る前に、終戦前後の歴史的事実を再確認してから観た方が面白いと思います。
終戦後の様子はよく作りこまれていたと思います。さすがハリウッド映画。でも映像のカラーバランスはあまり好みではないなぁ。
西田敏行、伊武雅刀や中村雅俊といった日本人俳優の、淡々とした演技はとてもよかったと思います。
アメリカでのこの映画の評価が気になるところですね。