私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。

映画「デンジャラス・ラン」

映画「デンジャラス・ラン」のあらすじ

CIAを裏切り36カ国で指名手配を受け、10年間逃亡を続けていた元工作員トビン・フロストが、南アフリカにあるCIAの収容施設に収監される。しかし、その直後、謎の傭兵部隊が施設を襲撃。施設の管理を任されていた新人工作員のマットは、トビンを連れて別の収容施設へ避難することになるが……。

映画.comより

映画「デンジャラス・ラン」の感想

Netflixの新着に上がっていましたので久しぶりに観ました。
2012年公開の映画です。

元CIAの工作員トビン・フロスト（デンゼル・ワシントン）を収容したCIAの隠れ家（セーフ・ハウス）は、何者かに襲撃されて壊滅。新米職員のマット・ウェストン（ライアン・レイノルズ）は、彼を連れてからくも脱出します。
明らかにCIAに内通者がいる状況の中、誰が裏切り者なのかわからないまま危険な逃亡を続けるという話。

デンゼル・ワシントンは、やっぱいい役者ですね。冒頭から最後まで引き込まれる演技です。

相手役はライアン・レイノルズ。公開当時に観たときは、あまり印象に残らなかったんですけど、今になって観ると悪くないですね、ええ、良かったですよ。

いちおうバディ・ムービーになるんでしょうか。
途中まではサスペンスで、誰が裏切り者なのかわからないのですが、私の予想はまんまと外れました笑
結末については特にフラグが立っていたわけではありませんけど、概ね予測可能なプロットではあります。
もちょっと捻ったシナリオにしても良かったかなーという感じもします。

ところでこの邦題はちょっとセンスがないかな。まあ「危険な逃亡」でしたから、別に間違ったことを言っているわけではありませんけど、なんかB級っぽいタイトルです。
ふつうに原題の通り「セーフ・ハウス」で良かったんじゃないかなとも思いますけど、セーフハウス＝隠れ家とか秘密基地という意味だってことがあまり一般化していませんからまあ仕方がないのかなと。

まとめ＆予告編

CIA側と、マットの恋人役のキャスティングには再考の余地ありだったんじゃないかなあ。ここはもう少しコストをかけるべきだったと思いますよ。

例えばCIA副長官にはトミー・リー・ジョーンズで間違いなし。
マットの上司に殺られる女職員は、そうですね今ならダレノガレ明美を推します。そうしていれば日本での興収は相当UPしたでしょう。だってダレノガレがハリウッド映画で殺られるんですよ。みんな観たいに決まってるじゃないですか。

そしてマットの恋人役は、知的でスレてない感じで、フェリシティ・ジョーンズとか、話題性で行くなら思い切ってレア・セドゥあたりを起用していたらもっともっと興収あげられたと思いますので、そういう無茶で勝手なことを言わない人におすすめしたい映画です。