私が観た映画について極々私的な感想をコメントするコーナー。
映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」
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映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のあらすじ
盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちだったが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまう。事件の裏には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、手がかりはジョン・ラークという名の男だった。ラークが接触するという謎めいた女、ホワイト・ウィドウに近づく作戦を立てるイーサンとIMFだったが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのウォーカーを送り込んでくる。イーサンは疑惑の目を向けるウォーカーを同行しながら、ミッションを遂行するのだが……。
映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の感想
今年最高の映画 for 俺
前作ローグ・ネイションにおけるシナリオの不備不明なプロットによる難解さが本作は改善されていて、シナリオ的にはゴースト・プロトコルほどではないですがひとつの作品としてまとまっています。
私的には今年最高の映画です。
各シーンにおける構図とカラーバランスが芸術的
「観客はウソを見抜く」とはトム・クルーズの言葉で、本作もありとあらゆるアクションを自前で演じています。そのドキュメンタリー動画はYouTubeにいくつも上がっているのでぜひ観てください。
私が特に注目するのは、各シーンにおける構図とカラーバランスです。
まるで絵画のようです。これはもう芸術的で、どんなシーンも見入ってしまうほど素晴らしいと思います。
というわけでこの映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」は、どこを切り取っても魅力に溢れた映画になっていて、まさにミッション:インポッシブルの集大成と言っていいほどの仕上がりだと思います。
次回作はどうーなるんでしょうか??
ですがその反面、観終わったあとは何とも言えぬ寂しさを感じずにいられませんでした。
ここまでハードルを上げるだけ上げてしまったら、次どーすんの??って感じです。
トム・クルーズの年齢から考えて、次回作がもしあるとすればヘタすりゃ60歳ですよ。
イーサンの妻ジュリアがM:i:IIIから12年ぶりにシリーズに帰ってきたのも、フラグに思えてなりません。
いすれにしても、いくらトム・クルーズでもいずれはビルからビルに飛び移って骨折したり、自分でヘリ飛ばしたり、飛んでるヘリにしがみついたり落下したり、バイクで車に突っ込んだり出来なくなる日が来るわけです。
じゃあ007のように何代目イーサン・ハントみたいなスタイルでシリーズ継続を図ったとして、これまでと同じクオリティ(主役がスタント)を維持できるかどうか考えると、どう考えても実現性低そうじゃないですか。
まとめ&予告編
満足のゆく映画を観終わった直後なのに、これで最後なのかなと思うと本当に寂しい気持ちでいっぱいになってしまったのは、ある意味この映画の素晴らしさの証とも言えますね。
前作ローグ・ネイションをはるかに超える映画です。
が、シリーズで言えばやはりゴースト・プロトコルがNo.1でしょう。
作品情報
原題 Mission: Impossible - Fallout
製作年 2018年
製作国 アメリカ
監督 クリストファー・マッカリー
配給 東和ピクチャーズ
上映時間 147分
キャスト
トム・クルーズ
ヘンリー・カビル
ビング・レイムス
サイモン・ペッグ
レベッカ・ファーガソン
ショーン・ハリス
アンジェラ・バセット
ヴァネッサ・カービー
ミシェル・モナハン
アレック・ボールドウィン